海外安全対策情報 平成26年度第3四半期(10月~12月)
1 社会・治安情勢
(1)テロや内戦はありませんが、侵入強盗事件・路上強盗事件・カージャック事件が頻発して発生しています。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
邦人被害事案
(ア)10月11日~26日の間にリロングウェ市エリア1のバスターミナル周辺において、スリ・盗難被害が4件相次いで発生しております。いずれも邦人が徒歩で移動中、タクシー乗車の勧誘を複数人から受けており、その中にスリ目的の人物が数名紛れ込み、対象者に接近し不必要にぶつかりながら、カバンの外ポケットやズボンのポケットから携帯電話等を盗む手口です。外国人は非常に目立ち、狙い易いことから十分注意が必要です。
(イ)11月1日、リロングウェ市シティセンター周辺のパシフィックホテルにおいて、邦人出張者の不在中にクローゼット内に保管していたキャリーバッグ(鍵を掛けていたが、その鍵を同バックのポケットに入れていた)から現金2,300米ドルが盗まれました。さらに同ホテルにおいては、12月3日にも同出張者の不在中に部屋の浴室天井から何者かが侵入し、ハードスーツケースの鍵を壊し、中から現金700米ドル及び20万クワチャが再度盗まれました。
(ウ)11月24日午前1時頃、リロングウェ市エリア11の邦人住居において、強盗団(10人以上)が同住居の玄関扉及びバーグラバーをこじ開け、室内(居間)に侵入しました。同邦人が強盗団の侵入に気付き、メガホンのサイレンを鳴動させてことから、外の警備員2名が気づき、近くをパトロール中だった警察を呼んだことから強盗団が逃げ出し、被害は最小限(扉の破壊のみ)で済みました。
3 テロ・爆弾事件発生状況
テロ・爆弾事件は発生していません。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
誘拐・脅迫事件の発生情報はありません。
5 日本企業の安全に関する諸問題
対日感情は良好であるため、現時点では日本企業であることを理由に問題となる情報はありません。
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